紅紫色の花が美しい!
ミツバツツジは、関東から中部に分布する落葉低木で、和風、洋風どちらの庭にもマッチする植物です。
ツツジやシャクナゲの仲間で、枝先に3枚のひし形の葉をつける落葉(一部常緑もあり)種が、一般にミツバツツジ類と呼ばれており、紫色の花を咲かせ、開花後、あるいは同時に葉が出るのが特徴です。
近い仲間には、花がオレンジ色や濃ピンクで、葉が出てから花を咲かせる遅咲きのオンツツジ類もあります。
4月〜5月頃に紅紫色の美しい花が咲きます。
推奨エリア:関西以北
植え付け環境 |
少なくとも午前中は日が当たる場所で、腐植質に富んだ、水はけのよい場所が適しています。
日陰では枝ばかりが伸びて、花つきが悪くなります。
鉢植えは、通年屋外で管理します。夏は半日陰、そのほかの時期は十分日が当たる場所に置きます。
冬は、乾燥した寒風が当たらないような場所へ移動させます。 |
肥料 |
鉢植え、庭植えともに5月中旬から6月下旬に開花後のお礼肥を施し、株が充実する9月下旬に緩効性化成肥料や、固形の油かすを施します。 |
植え付け時期 |
植えつけ、植え替えの適期は、開花期を除く3月から6月上旬、または9月下旬から10月です。 |
病害虫など |
春や秋の乾燥する季節にハダニやツツジグンバイムシが発生することがあります。
最も被害が大きいのは、ベニモンアオリンガで、新芽や蕾の内部に侵入して食害します。
病気では、大きな被害を及ぼすものは、ほとんどありません。 |
剪定方法 |
基本的に剪定を行わなくても、自然に樹形が整いますが、徒長枝が出て樹形が乱れた場合は、開花後のなるべく早い時期(5月から6月)に剪定します。
伸びすぎた枝や、花がつかなくなった古い枝を、基部から切り除きます。 |