強い芳香の花が特徴!
キンモクセイは丈夫で育てやすく、庭木として人気のある花木です。
中国では、乾燥した花を桂花酒の材料として用います。
日本では芳香剤として、知られる花の香りかも知れません。
9月下旬から10月中旬頃に、強い芳香のある橙黄色の小さな花を枝に密生させて咲きます。
推奨エリア:東北以南
植え付け環境 |
暖地を好み、寒さにはやや弱く、霜が降りるような場所では、生育不良となります。
やや湿り気のある、肥沃な土壌を好みます。
やや耐陰性もありますが、日当たりのよい場所ほど花つきは良好です。
また、大気の汚れた場所では花つきが悪くなります。 |
肥料 |
2月下旬から3月頃に、寒肥として有機肥料を中心に施します。
黒土を主体にして完熟した堆肥や有機質を混ぜた、やや湿り気のある土で植えます。 |
植え付け時期 |
植え付け適期は10月〜梅雨前ですが、厳寒期・真夏を除けばそれ以外の時期でも植え付け可能です。 |
病害虫など |
葉の周囲に褐色の斑点ができ、後には白っぽくなって枯れる褐斑病、葉の先端が黄色っぽくなって、後に灰白色になる先葉枯病、葉縁に褐色の円形の病斑ができて枯れてしまう炭そ病などにかかることがあります。
風通しが悪いと、カイガラムシ類が発生することがあります。 |
剪定方法 |
剪定は、新梢が伸びる前の早春に行います。
強剪定は開花枝を失う結果になりますし、また、萌芽した枝が成熟せず、開花枝にならないことがあります。 |